松本山雅FCは10月19日、ブラジル出身のFWウェリントン選手の完全移籍加入を発表しました。湘南ベルマーレ、アビスパ福岡、ヴィッセル神戸でプレーしてきた38歳のストライカーで、松本での背番号は9です。公式Xでも同日9時に加入が告知され、トレンドに名前が入っています。
今回の発表で日本へ戻るウェリントン選手は、どのような経歴を持つのでしょうか。新天地での公式プロフィールと過去の所属クラブの資料をもとに、国内での歩み、J1とJ2の成績、発表時点で分かっていることを整理します。
ウェリントンとは?38歳、186cmのブラジル人FW
ウェリントン選手は1988年2月11日生まれで、加入発表時点で38歳です。松本の発表では身長186cm、体重89kg、ポジションはFW。湘南の2022年選手紹介には「ウェリントン ルイス デ ソウザ」と掲載され、利き足は右と紹介されています。
同じ湘南のプロフィールで本人が挙げたサッカーの強みは、シュートとヘディングです。これは当時の本人回答であり、今回の松本加入に際して新たに示された評価ではありません。体格や過去の数字と、これからの起用法は分けて見る必要があります。
なぜ話題?松本山雅が完全移籍加入を発表
10月19日のクラブ発表は、ウェリントン選手が松本へ完全移籍で加入するというものです。発表された経歴の最後にはブラジルのアメリカFCが記されています。過去に在籍した福岡から今回直接移籍したという案内ではありません。
加入コメントでは、日本に戻れた喜びを表し、チームメイトとともにJ2昇格のために力を尽くす意向を示しました。また、アルウィンでのプレーと松本のサポーターに会うことを楽しみにしているとしています。ここでのJ2昇格は本人が示した目標で、達成済みの結果を指すものではありません。
日本での経歴:湘南、福岡、神戸を経て松本へ
日本での最初の所属先は湘南です。湘南の公式選手紹介によると、2013年6月に加入しました。松本の発表にある出場記録では、2013年はJ1で16試合3得点、翌2014年はJ2で38試合20得点を記録しています。
その後はブラジルでのプレーを挟み、2015年に福岡へ加入。2017年にはJ2で36試合19得点を挙げました。2018、2019年は神戸に所属し、2021、2022年に湘南、2023年から2025年には再び福岡でプレーしています。
福岡は2025年11月30日、同シーズン限りでの契約満了と退団を公式に発表しました。その際の本人コメントでは、福岡での2度の在籍を合わせた5年半を振り返り、2015年のJ1昇格や2023年のルヴァンカップ優勝を思い出として挙げています。今回の松本加入は、この福岡退団後の経歴につながる新しい発表です。
数字で整理:J1は231試合35得点、J2は92試合46得点
松本の加入発表は、10月19日時点の国内出場記録をカテゴリー別に掲載しています。リーグ戦とカップ戦を混ぜずに見ると、次のように整理できます。
- J1リーグ戦:通算231試合、35得点。
- J2リーグ戦:通算92試合、46得点。
- J1とJ2のリーグ戦合計:323試合、81得点。
- J2での主なシーズン:2014年の湘南で20得点、2017年の福岡で19得点。
323試合81得点は、公式表のJ1とJ2を足した数字です。リーグカップや天皇杯の得点は含みません。過去の湘南プロフィールには2022シーズン開始時の通算値も残っていますが、この記事の通算記録は今回の松本発表に合わせています。集計時点が異なる数字を、同じ時点の成績として比較しないことが大切です。
今後の確認点は出場登録と試合での起用
今回の加入発表で確認できるのは、完全移籍加入、背番号、プロフィール、経歴、出場記録、本人コメントです。同発表には初出場する試合や先発起用の予定は記されていません。加入決定だけをもって、次の試合への出場が確定したとはいえません。
今後はクラブやリーグの登録情報、試合ごとのメンバー発表を確認する段階です。湘南や福岡で積み上げた国内リーグ戦の記録を持つFWが、松本でいつピッチに立つのかが次の確認点になります。
アイキャッチは2005年5月撮影のアルウィンの参考写真です。今回の加入当日や、ウェリントン選手の練習・試合を撮影したものではありません。
参照した情報源
- ウェリントン選手 完全移籍加入のお知らせ (松本山雅FC / 2026-10-19)
- ウェリントン選手 契約満了のお知らせ (アビスパ福岡 / 2025-11-30)
- 2022 TOP TEAM 9 FW ウェリントン (湘南ベルマーレ)
記事内の情報は2026年10月19日13時05分時点のものです。

